国産材と自然素材の家 設計実例


守谷の家

建物概要

場所:茨城県守谷市

構造:木造2階建て

建物仕様

屋根:ガルバリウム鋼板

外壁:ガルバリウム鋼板(小波)・杉板張り

玄関ポーチ・玄関床:砂利洗い出し

内部床:桧板15㎜・ナラ板15㎜

内部壁:ルナファーザーの上、EP塗

    クロス貼

天井:杉板張り・クロス貼

 

 

縦長敷地 変形リビングの家

守谷の家は、守谷駅近くの住宅地の中にあり、

前面道路が南西方向側に接道した、少し縦長の敷地となります。

南東側は、旗竿型の隣家のアプローチ部分があり、永続的にある程度の開放感と日当たりが確保されています。

 

南向きの光を取り入れるため、リビングの壁(窓)を斜めに配置しました。

そのことにより、冬は暖かい日差しを取り入れることができ、

夏には、南北につながるリビングと和室を、心地よい風が通り抜ける家となりました。

また、窓からの視線の先に大きく庭をとることができ、

同時に、車庫を視界からはずし、玄関への訪問者の視線をかわすことも可能となりました。

 

住人は、ご夫婦と小学1年生の男の子、3歳の女の子の4人家族です。

床でくつろいで過ごすことが多いということで、

1階の床には、桧を用いています。

たまたま、製材屋さんに幅広(180㎜)のよい床材があり、

それを使わさせていただくことができました。

ナラなどの広葉樹に比べると、桧は柔らかく傷つきやすい一面もありますが、

その適度な柔らかさが、床でゴロゴロしたり、裸足で歩いたりするのに、

気持ち良いです。

年々、飴色に変化していき、つやが増してくるのも魅力です。

塗装は、蜜蝋をお施主さんご自身で塗っています。

 

2階の子供スペースは、数年後に2つに分割する予定でいます。

 

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